●書写の授業(展開例)
 
課題解決を重視した学習活 支  援
1 学習のめあてをつかむ。

(1)題材を知る。

(2)試書する。
  • 手本を見ないで
  • 手本をよく見た後
  • 手本をよく研究した後
  • 空書した後
(3)学習課題をつかむ。
  • 手本と試書を比べながら自分の学習課題を見つける
  • 赤ペン等で印をする。
2 学習課題や課題解決の方法を見つける。

(1)基準を知る。
  • 手本に物差しを当て、補助線を引いて基準を見つける。
  • 分解文字をいろいろ並べながら基準を見つける。
  • 正しい筆順を知る。
(2)学習課題をより具体化する。
  • 発見した基準を話し合いながら、題材のねらいに合った全員や個人の課題を明確にする。
  • 教師の範書を見たり、説明を聞いたりして、題材のねらいに合った全員や個人の課題を明確にする。
(3)課題を解決するための手がかりを見つける。
  • 補助プリント、練習用紙、分解文字、水書版(用紙)等から、自分の課題解決に有効なものを選ぶ。
3 課題解決のために練習などをして確かめる。

(1)自分の選んだ方法で練習したり、思いを確かめたりする。
(2)自己批正、相互批正をする。
(3)教師の範書、相互批正を参考に、さらに練習したり確かめたりする。
(4)新たに生じた課題についても、その解決のために練習したり、確かめたりする。


4 学習のまとめをする。

(1)学習のまとめとして、本字の清書を書く。
(2)本字のめあてにそって、自己評価・相互評価する。
(3)自分の学習のめあてにそって、自己評価する。
(4)試書作品と比較して、自己評価する。
(5)毛筆で学習した、本時のめあてを生かして、硬筆でも書いて確かめる。

●児童にやる気を


○手本

○教科書

○実物のもの・絵・写真・お話など

○課題カード

○めあてカード

○がんばりカード



●自分で考える場面を

○拡大文字

○分解文字

○点画ピース

○教師の範書
 ・水書板 ・チョーク粉

○視聴覚機器の活用
 ・OHP ・VTR
 ・教材提示装置・パソコン等

○ねらいに合わせたワークシート
 ・手本(実物大)・かご字
 ・骨書・筆形、外形、中心 
 ・模造紙・水書用紙 等


●友達と共に

○グループ学習

○ねらいにあった練習

○姿勢、筆使い

○評価カード

○反省カード


○練習用紙
 ・発展的・硬毛関連